東京消防庁11年
2012年から2023年まで。多様な「他に頼れる手段がない」状況に向き合いました。
番組概要欄からお越しの方へ。
元東京消防庁・救急救命士 関山 隆人
東京消防庁11年|救急現場 約9,000件
病院へ連れて行きたい。でも、自家用車には乗せられない。普通のタクシーでは不安がある。夜間で、どこに相談すればよいかも分からない。
その結果、119番を選ぶしかない。救急の現場にいた頃、そんな方やご家族を何度も見てきました。
「救急車を呼ばないで」と言うだけでは、問題は解決しない。救急車以外にも、安心して頼れる選択肢をつくる。
それが、私が東京消防庁を辞めて、民間救急を始めた理由です。
2012年から2023年まで。多様な「他に頼れる手段がない」状況に向き合いました。
救急隊員として経験した約9,000件の現場が、現在の挑戦の出発点です。
消防の代わりではなく、消防を支えるもう一つの選択肢をつくるため、民間救急へ。
消防の救急車は、命を救う。介護タクシーは、暮らしを支える。私たちの民間救急は、その間で「医療をつなぐ」。
どちらかを置き換えるのではありません。患者様の状態に合わせて、それぞれの役割を選べることが大切だと考えています。
原点から、9,000件の現場で感じた問い、消防の外へ出た決断、これからつくりたい未来まで。
民間救急を利用する、医療・介護・事業で連携する、関山隆人の活動を知る。次にしたいことに合う入口からお進みください。
関山隆人|元東京消防庁・救急救命士|11年|約9,000件|民間救急へ
中学生の頃、友人を事故で亡くしました。当時の私は何もできず、「人の命に対して、自分に何ができるだろう」と初めて真剣に考えました。その経験を原点に杏林大学で救急救命を学び、卒業後は東京消防庁へ。11年間勤務し、そのうち8年間は救急隊員として約9,000件の現場に出場しました。
具合が悪い。夜で病院が分からない。自家用車では連れて行けない。そんなとき、一般の方にとっては十分な緊急事態です。救急車を呼んだ人を責めても、問題は解決しないと考えるようになりました。
消防が嫌で辞めたのではありません。119番が必要な人には一刻も早く救急車が届くよう、消防の外側に安心して頼れる「医療の移動」を自分でつくろうと決めました。
フランチャイズにも加盟しましたが、思うように売上は上がらず、資金も苦しくなりました。警備の仕事をしながら事業を立て直した時期もあります。それでも、この課題を放っておけませんでした。
消防救急、医療、介護、福祉を「医療の移動」でつなぎ、状態に合った搬送手段を安心して選べる地域の仕組みをつくること。救急救命士が消防以外でも資格と経験を生かせる選択肢を増やすことです。
なぜ消防を辞めてまで民間救急を始めたのか、noteで読む →
初めての方が、相談する前に確認したい内容をまとめています。
入退院・転院・通院、施設入所・退所、長距離移動など、緊急性のない移動についてご相談いただけます。状態・受入先・移動条件を確認して対応可否をご案内します。
119番の救急車は緊急性が高い傷病者を対象とします。民間救急は緊急性のない計画的な移動が中心です。生命の危険が疑われる場合は119番を優先してください。
時間制運賃(30分ごと3,610円)に、交通費(燃料費・ETC料金)と、必要に応じた各種加算・人員料金を加えて算定します。個別条件を確認して概算をご案内します。
電話またはLINEで、状態、出発地・目的地、希望日時、受入先、移動条件をお知らせください。お見積りの案内だけでは予約確定ではなく、必要な体制を確認後に正式確定します。
必要な人員・資器材は、患者様の状態と移動条件に応じて個別に確認します。電話相談は24時間365日受け付けていますが、実際の搬送可否は当日の体制を確認してご案内します。
救急車を減らしたいのではありません。消防の救急車は、命を救う。介護タクシーは、暮らしを支える。その間には、まだ十分に埋められていない「医療の移動」があります。救急車が必要な人には一刻も早く救急車が届き、民間で支えられる人には安心して頼れる民間救急がある。そんな社会をつくることが、私の目標です。
生命の危険が疑われる場合は119番を優先してください。暴力や犯罪の危険がある場合は、110番を優先してください。
利用相談は電話・LINE、連携・取材・講演はフォームから承ります。