多摩地域の精神疾患・虐待・知的障害等の搬送支援

八王子市を拠点に、東京都多摩地域と近隣県で、精神疾患、虐待、知的・発達障害等に関連する受診・入退院から退院後の生活拠点への移動まで、関係機関と連携して支援します。

入院をゴールにせず、退院後の暮らしまでつなぐ

受診や再入院の調整だけでなく、入院直後から退院先、生活環境、支援体制、再発時の連絡方法を検討します。

  1. 緊急性と安全を確認

    生命の危険、重篤な傷病、切迫した他害や犯罪の危険がある場合は、民間搬送より先に119番・110番等の公的緊急対応を優先します。

  2. 本人の状態と生活背景を整理

    症状や行動だけでなく、既往歴・服薬・ADL・意思疎通・苦手な刺激・普段の生活・支援者との関係を確認します。

  3. 医療・行政・福祉が支援方針を判断

    受診や入院の必要性、入院形態、虐待対応、利用する福祉サービスは、医療機関・行政・相談支援等が本人の意向に配慮して判断します。

  4. 安全な搬送計画を作成

    決定された支援方針に基づき、受入先、日時、人員、車両、資器材、同乗者、刺激への配慮、到着後の引継ぎを具体化します。

  5. 入院直後から退院後を検討

    再入院だけをゴールにせず、退院後生活環境相談員、地域援助事業者、相談支援、行政、住まいの支援者等が退院先と受入条件を検討します。

  6. 退院・転居搬送と情報引継ぎ

    病院から自宅・施設・新たな生活拠点への移動を行い、服薬、再発時の連絡先、日常支援上の配慮を次の支援者へ引き継ぎます。

関係機関の役割分担

精神科医療機関・主治医
診察・治療、入院や退院に関する医学的判断、移動時の医療上の注意事項の共有
退院後生活環境相談員・医療ソーシャルワーカー
本人・家族との相談、退院支援、居住の場や地域援助事業者との調整、院内外の連携
相談支援専門員・基幹相談支援センター
サービス利用計画、専門的相談、困難事例の検討、地域の相談支援体制と関係機関の連携
市区町村・保健所等
制度上の相談、必要な公的判断、虐待等の相談対応、医療・福祉・地域支援の調整
グループホーム等・家族
本人の普段の様子、生活上の変化、受入可能な支援条件、本人の意向や有効な関わり方の共有
民間救急
相談情報と搬送条件の整理、決定された方針に基づく安全な移動、出発側と受入側の引継ぎ

相談時に確認したい情報

  • 現在の状態と、生命の危険・切迫した他害のおそれの有無
  • 既往歴、服薬、ADL、医療的ケア、感染症情報
  • 本人の意思、説明状況、意思決定を支える人
  • 苦手な刺激、理解しやすい伝え方、落ち着く方法
  • 受入医療機関と、受診・入院に関する調整状況
  • 現在の住まいが退院後も受入可能か、必要な支援条件
  • 相談支援・行政・病院・家族の連絡担当者
  • 入院後または退院前に支援会議を行う予定

制度・支援体制の公的情報

地域別案内

安全と公的支援を優先します

現在進行中の暴力、生命の危険、重篤な外傷等は110番・119番を優先してください。民間救急は診断、入院決定、虐待認定、保護措置を行う機関ではありません。