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第8回日本在宅医療連合学会大会にてポスター発表を行いました

第8回日本在宅医療連合学会大会にてポスター発表を行いました

2026年7月4日、「第8回日本在宅医療連合学会大会」において、やぐちメディカルクリニックと有限会社高千穂産業 民間救急事業部が連携して取り組んでいる、新たな在宅医療支援モデルについてポスター発表を行いました。

【発表演題】

「訪問診療クリニックと医療系民間救急事業所の連携モデルについて」

発表者は、やぐちメディカルクリニック院長の翁 祖誠医師です。

本発表では、訪問診療クリニックと、救急救命士が所属する医療系民間救急事業所が連携し、夜間・休日を含む在宅療養患者様からの緊急相談への対応、医師への情報共有、往診支援、必要時の患者搬送までを一体的に支援する取り組みについて報告しました。

公的救急と自宅療養の間を支える「第三の選択肢」

在宅医療の需要が高まる一方で、夜間や休日の緊急対応、医師や看護師の負担、公的救急への依存など、現場にはさまざまな課題があります。

今回発表した連携モデルでは、患者様の状態を確認したうえで、医師による電話指示やオンライン診療、往診、民間救急による搬送など、状況に応じた対応を行っています。

発表対象期間中には、450日間の民間救急サポートを実施し、患者様や看護師から130件の緊急連絡を受けました。

搬送が必要となった12件のうち、11件を民間救急が担当し、公的救急車による搬送は1件でした。公的救急車の利用を回避できた割合は、91.7%となりました。

この取り組みは、すべてを119番通報につなげるのではなく、医師の医学的判断と民間救急の機動力を組み合わせることで、公的救急と自宅での経過観察との間を支える「第三の選択肢」を提供するものです。

新しい在宅医療支援の形を目指して

訪問診療クリニックと民間救急事業所が、それぞれの専門性を生かして連携することで、患者様やご家族の安心につながるだけでなく、医師・看護師の夜間・休日の負担軽減や、公的救急車の適正利用にも寄与できる可能性があります。

有限会社高千穂産業 民間救急事業部では、今後も医療機関との連携を一層深め、患者搬送だけにとどまらない民間救急の役割を追求してまいります。

地域の在宅医療を現場から支え、必要な方へ必要な医療と搬送手段を届けられる体制の構築に向けて、引き続き取り組んでまいります。

発表内容の詳細

演題や抄録などの詳細は、以下の大会公式ページからご覧いただけます。

「訪問診療クリニックと医療系民間救急事業所の連携モデルについて」発表ページ
(https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jahcm2026/presentation/P1-91)